(羊水の中の夢)
スクリーンにうつる映画をみているようだった。
それは、夢の話でもあり、現実の話でもあり、その混沌の話でもある。
じぶんの“いま”がスクリーン上のこと、なのは、なぜ?
わたしはいつまで観客のまま?
白昼夢から醒めない。この映画に終わりはない。
光の洪水に溺れている。
わたしは、息悶えながら、言葉の波にあらがう。
はじめて離人感が消えた、あのときの感覚を、また、
身体、映像(機材:EOS 9000D、Xacti DMX-HD2 編集ソフト:Adobe Premiere Pro)、プロジェクター、音(アンビエント、メトロノーム)、帆布
